「広告代理店からコンサルに転職する人、増えてるけど…正直きつくないの?」
年収アップやキャリアの幅を求めて、広告代理店からコンサルティングファームを目指す人は増えています。ただ、ネットでは「コンサルはきつい」「代理店出身は苦労する」という声も見かけます。
この記事では、広告代理店からコンサル転職がきついと言われる理由と、向いている人・後悔しやすい人を、15年広告代理店にいる僕の視点で整理します。
この記事の結論
✓ きついと言われる理由は「求められる思考の型」と「働き方」の違い
✓ 広告代理店の「提案・折衝・進行」の経験は、コンサルでもそのまま武器になる
✓ 一番の壁は選考(ケース面接)。対策なしで受けるのはおすすめしない
広告代理店からコンサル転職が「きつい」と言われる4つの理由
1. 「アイデア」より「論理」が求められる
広告代理店では、面白い企画や鋭いクリエイティブが評価されます。一方でコンサルは、課題を構造的に分解し、根拠を持って結論を出すことが重視されます。「なんとなく良さそう」は通用しません。
2. アウトプットの形が変わる
代理店のアウトプットは広告や施策ですが、コンサルのアウトプットは報告書・提案資料・業務設計など。資料の作り込み方や、数字の扱い方にギャップを感じる人は多いです。
3. 入社直後は「未経験者」として扱われる
広告代理店で10年以上の経験があっても、コンサルでは新しい職種。最初はキャッチアップの量が多く、年下の上司から学ぶ場面もあります。プライドの置きどころが試されます。
4. プロジェクト次第で働き方が大きく変わる
アサインされるプロジェクトによって、忙しさや求められるスキルが大きく変わります。働き方の見通しが立てにくいのは、代理店と似た部分でもあります。
それでも広告代理店出身者がコンサルで評価される理由
- クライアントワークに慣れている:期待値調整、折衝、無茶振りへの対応はお手のもの
- プロジェクト進行の経験:複数の関係者を巻き込みながら納期内に形にする力
- マーケティング・デジタルの実務知識:DXやマーケ支援の案件ではそのまま強みになる
- スピード感:短期間で提案をまとめる力
「代理店の経験は通用しない」わけではなく、通用する部分と、新しく身につける部分がはっきり分かれているというのが実態だと思います。
向いている人・後悔しやすい人
| 向いている人 | 後悔しやすい人 |
|---|---|
| 課題の「なぜ」を考えるのが好き | 企画やクリエイティブを作ること自体が好き |
| 数字や資料作りが苦にならない | 感覚的な判断で動くのが得意 |
| 年収・キャリアの幅を広げたい | 今の働き方から”楽になりたい”のが一番の目的 |
| 未経験からのキャッチアップを楽しめる | 年下から教わることに抵抗がある |
一番の壁は「ケース面接」
コンサル転職の最大の関門は、ケース面接です。「〇〇の市場規模は?」「売上を伸ばすには?」といった問いに、その場で構造的に答える独特の選考です。
広告代理店出身者がつまずきやすいのは、いきなり施策から答えてしまうこと。まず課題を分解し、前提を確認してから結論に向かう、という型に慣れる必要があります。ここは独学より、元コンサルとの模擬面接で練習するのが近道です。
広告代理店からのコンサル転職に強いエージェント
コンサル業界特化のMyVisionは、元コンサルタントとの模擬面接・ケース面接対策を無料で受けられます。利用者の多くがコンサル未経験者なので、広告代理店出身者とも相性が良いです(詳しくはMyVisionの評判記事)。
「コンサル以外も含めて考えたい」という人は、広告・マーケ職特化のエージェントと併用すると比較しやすいです。
15年目の広告マンとしての本音
「コンサルはきつい」は、半分本当で半分は思い込みだと思います。きつさの種類が代理店と違うだけで、広告代理店で鍛えたクライアントワークの力は確実に活きるはずです。
迷っているなら、まずはケース面接の練習がてら、エージェントに話を聞いてみる。それだけでも「自分に向いているか」はかなり見えてきます。


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